12/3「大井町きゅりあん」で行われた、羽田問題解決プロジェクト主催の「都心低空飛行問題シンポジウム第2弾」に行ってきました。
私以外のも、大田の会からは何名か参加されていますので、補足等ありましたら、続いて投稿お願いいたします。
会場は277名の満員で、大変な熱気に包まれていました。まさに闘い前夜です!
第1部 主催者の報告
第2部 航空評論家 杉江弘氏の講演
第3部 国政からの連帯(国会議員からの活動報告)
第4部 訴えと支援要請(市民団体2団体の活動報告)
第二部の杉江弘さんの講演で、この問題の全体像と核心部分がつかめました。
・新飛行ルートは1月から試行される。元凶は、行政が「住民の話を聞かない」で「強引に進めている」こと。
・国交省は長期視点での航空行政を全く考えていない。
・米国からの圧力により、成田は二流会社とLCCの飛行機、羽田は一流会社という振り分けが、今、おこりつつある。
・「人口密集地から郊外へ」が世界の主要空港の流れなのに、日本はその逆をやっている。
・国民受けするために「オリンピックのため」と称して強行しようとしている。
・羽田の新ルートは着陸角度が大きくなり、世界一着陸が難しい空港になる。
・パイロットの心理的負担は大きく、慣れない外国のパイロットにとって新ルートは自殺するようなもの。
・今までは海上に落ちていた飛行機からの落下物が人口密集地帯に落ちることになる。
・事故は起きる。
以上、杉江さんからの指摘でした。
また、羽田問題を取り組んでいる二つの団体のお話を聞くことができました。
・羽田増便による都心低空飛行に反対する品川区民の会は、住民投票条例直接請求に取り組んでいます。
・渋谷の空を守る会(Need “YOUR”Help,TOKYO!!「羽田問題を裁判de スッキリ準備会」)は、国交大臣告示の取り消し、および執行停止仮処分の行政裁判を準備しています。
国会議員からも、松原さん、初鹿さん、山添さん、の国会での活動報告がありました。特に、松原さんが、「闘いはこれからだ」「国会の中と外で共に闘おう」と「闘う」を何回も連発していたのが、印象的でした。
区議や都議の方も20名くらい?来ていて、名前だけ紹介されました。大田区からは女性議員3名(那須さん、あと2名は氏名聞き取れず、すみません)参加していました。
大田区でもアプリコで決起集会やるようです!
参加費500円
<危険な増便・新飛行ルート撤回を求める総決起集会>
12月17日(火)19:00~20:30
大田区民ホール・アプリコ展示室(大田区蒲田5-37-3)
チケット販売はこちら https://nohanedazobin.peatix.com/