第70回定例会報告

日時:4月18日(月) 18:00~21:05

場所:大田区立消費者センター2階

出席者:11名 可児、塩川、仲田、岩代、下平、堀口、山口、小林、大坪、横嶋

平野区議(敬称略)

進行:可児

記録:横嶋

内容:

<上映会>「タネは誰のもの」

18:10~ 改正種苗法の見直しを求める要望書を、大田区選出の区議、都議、国会議員全員に送った事についての説明があり、その背景について知るために急遽「タネは誰のもの」の上映を行うこととなったとの説明後、上映された。

上映後、下平さんより追加の説明があった。育成者権=種苗の権利、登録が必要

自家増殖の許諾(新潟県の事例を資料で説明)

育成者権が県●育成者権が民間●育成者権が無し(在来種、一般種)
知見の民間業者への提供は都道府県の種子種子条例がないとやりたい放題になる。東京には条例がない。在来種であることの証明を農家側がしなければならなくなる。などの問題点が指摘された。

川田龍平議員が今国会に「地域在来種苗の保存・利用等の促進に関する法律案」の説明、今後、川田龍平議員とコンタクトを取って勉強会を進めたい。

法案改正の背景にはTTPがある。経産省主導。農水省は対抗できない状況なのか。

今後も継続的に取り上げる課題とする。

 

<報告事項>

19:30~

1.市民連合の動き

市民連合おおたの会の動き
19日に世話人会が予定されている。参議院選を控え、維新の問題や、改憲勢力の拡大の危険性のアピールなどのための街宣活動が検討される。

o 大阪のことではなく、東京での公約や主張に切り込んでいくことが必要では無いか。

o 菅直人:維新が伸びたら東京にカジノができ、都営住宅は民間に売却されると言っている。

o カジノ、イソジン、核武装とアピールする人もいる。

o 事実をきっちり出すだけでも十分に効果がある。

 

2.松尾あきひろさんのポスター貼り

4月17日(日)に実施 6名参加で大森北、大森西などで30枚。両面テープが足りなく   て、一部は後日となった。

予定していた蒲田1・2・3が残ったのでこのエリアの取り組みを(平野さんと協力)
ポスター貼る場所のリストをもっとシステマチックにすることはできないか。
4区の歴代リストが共有されていないことは問題。方針を決めるべきではないか。
スマホを利用した位置情報で管理する方法もあるようだ。ノウハウを教えてもらうべきではないか。
蓮舫さんのポスターはどうするか?

3.地域で活動するパートナーズネットワークの動き

27日パートナーズミーティングの開催
大田の会からの参加者が多いのでサテライト会場を確保した。Zoomをやらない人も参加できるので申し込みをして欲しい。

4.平野区議の報告

3区4区で月1回会議を開いている。そこで参議院選について
東京5区が蓮舫選対+各支部1名、松尾さんはまだ知名度が低いのでその他の地域全部で応援、大田区では庄嶋・小川が松尾、平野が蓮舫する体制となる。

今後、大田区での街宣などの計画をお伝えするのでその時にはよろしく。
党員、サポーター登録のお願いがあった。個別に連絡を取っていくように。

<協議事項>

テーマ1 参議院選挙の取り組み

東京選挙区については、大田区は松尾あきひろさんを推していく。
全国比例は党名を書くと思っている人が多いが今回は自分が推したい候補の名前を書くことをアピールする。
前回は党名略称で混乱したので今回は比例票は「立憲」「立憲民主党」と書いてもらうこともアピールする。
具体的な活動は要請に基づいて呼びかけていく。

テーマ2 品川大田の合同企画について

背景の説明
いままで3区4区で行き来があり、共同で行動することで存在感を示そうと言う話が以前からあった。今回、定例会で参議院選挙への取り組みを検討する中で、ロシアのウクライナ侵攻があって国内では核武装、核共有、軍備増強論が高まっている。それだけが国・平和を守る手段で無いことを検討し訴えていく必要性が高まっている。その一助になる企画を立てた。
軍事だけでなく外交を重要視した主張をして来た孫崎享さんを講師として選んだ。
話しを聞いて、参加した市民がどんどん発言していくため45分講演、60分質疑応答の企画となっている。
会場は品川中小企業センター大会議室を予約した。
出席者の意見
防衛政策は主要な争点になるとは思わない。自民党右派や維新などが主張することに対して、備えておくことは必要だが、同じ次元で反応しない方がいい。争点としては、経済と社会保障の問題だと思う
「ウクライナと共にある」という国会決議がある。やるとすれば既成政党けしからんというスタンスなら良いが、そうだとすると参議院選挙の協力体制に支障が出るのでは。
日本の安全保障をどう考えるか。軍備増強の他に道は無いのか。日本の安全をどう守るか。そこは市民の関心も高いし、立憲に対しても問われる。
我々も勉強して事前に孫崎さんに質問状を出すべきだ。
立憲民主党の安全保障政策を語れる人物も呼ぶべきでは無いか。
原発をミサイルで狙われたら日本は終わりだと辻元きよみさんが話していた。
テレビなどでは軍事力強化を言うコメンテーターばかりで、違った道もあるのではないかという意見が出てこない。その様な場を設けそこで市民が意見を出すことは意味がある。
国ではなく、人として考えてみる姿勢。
アジア安保をどうするかは、ウクライナ問題があるなしに関わらず日本にとって避けて通れない重要な協議事項。
講師をはじめ講演会の持ち方などについて今後意見を集めて企画の意図が伝わるように修正していく。
21時を過ぎたので、今日の協議は打ち切りとなる。

21:05に定例会終了

会費500円

以上

次回定例会

5月2日(月曜)18:30~20:00

消費者生活センター2F

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