93回定例会報告

日時 2023年5月8日(月曜)18:00~20:00

会場:消費者生活センター2F

参加者 岩城、小林、伊東、山口、清、庄嶋、平野、塩川、堀口、大坪、可児(敬称略)

Zoom 仲田、長嶋、小林、海老原、向達(敬称略)

進行 可児

記録 堀口

 

議題

報告事項18:00~19:15
1, 統一地方自治体選挙報告
(1)         チームもり愛の田中様の区長選挙に対する報告を受ける。もり愛さん93,847票、当選した鈴木さんとの差は1万票ほでど、3位の岡さんと合わせると60%の票は大田区政を変えたいという票。期待は大きかった。引き続き大田区をより良くするために活動を続けていくとのこと。応援の要請があった。
(2)         庄島区議の選挙報告を受ける(選挙活動参加に対する謝辞、地域活動、市民活動、駅頭活動、事務所を設けることが当選につながった)。立憲区議4人で会派を作り、今後1年は庄島区議幹事長となり活動していくとのこと。
5月20日、文化の森で区政報告会を開催する旨の呼びかけがあった。詳細はMLで配信されています。
(3)         長嶋様より選挙報告を受ける(ポスティング活動に対する謝辞、駅頭場所取り等初めての選挙での試行錯誤、今後も政治活動を継続する決意表明があった)。
(4)         平野区議より選挙報告を受ける(選挙活動参加に対する謝辞、駅頭活動の重要性、次回の区議選挙では候補者の区割りも必要)
(5)         参加者各自今回の区長・区議選に対する感想・報告を発言
パートナーズ大田の会として区長選挙については、女性候補が立候補していること、トップが代わることで新しい可能性が開かれることを訴え、いかにして関のない人たちに対してもメッセージを伝えられるか。取り組みとして、「いつでも。どこでも、勝手に1人街宣」のを行ったがその効果は限定的だった。
自由討論19:15~20:00
2,選挙後の取り組みについて
今後も大田区の課題を掘り起こし、大田区で従来から行われている市民活動とも協調しながらパートナーズ大田の会としての活動を継続していくことを確認。
具体的な取り組みなどの絞り込みなどは27日の定例会で確認。それまでに提案をMLに投稿してほしい。
3,その他
5月12日金曜日19時~21時にZoomでパートナーズ全国交流会が開催される。 パートナーズ大田の会では以下サテライト会場を18時30分より設定サテライト会場:大田区蒲田5-20-2一番街ビルD棟4階
4,次回定例会
日時:5月27日(土曜日)14時~16時
会場:山王会館 大田区山王3-37-11

以上

2023大田区長・区議選

立憲パートナーズとしての取り組みについて(報告)

 

1、    大田区議選での取り組みについて

大田区での立憲民主党区議公認候補が小川、庄嶋、平野、津田さんに決定したことを受けて、4人の当選を目指して取り組むこととした。基本的な考えは、候補者からの要請のあった事についてパートナーズ大田の会として全体に案内して取り組みを呼びかけていく。特定の候補者を推すための活動は各自の判断で行う、と言う2点を確認しました。

要請のあった取り組みとしては事前ポスター貼りで12月28日に庄嶋さん、2月19日と3月5日に平野さんの取り組みを行いました。

チラシのポスティングは4月1日に津田さん4月9日に平野さん、4月12日に小川さんの取り組みが行われました。

その他3月11日の津田さん、25日の庄嶋さんの決起集会や街頭宣伝への参加などが行われました。

また4月14・15日には平野さんの事前ポスターの貼替え、はがし作業などが適宜取り組まれました。

大田区では全体を統括するところがなかったため、緊急の要請への対応で十分とは言えませんでした。
 告示後の取り組みは、コロナ感染後の後遺症で取り組みが大幅に遅れていた平野さんの応援に加わる人が多く選対の中心を担いました。24日の開票結果は

庄嶋さん4263票

小川さん3727票

平野さん3194票

津田さん3070票

4人全員の当選となりました。取り組みに参加していただいた皆さんにお礼申し上げます。

繰り返し繰り返し都連に対して総支部体制の整備について要請してきたところですが、総支部長不在の中このような結果を出せたことは大田区の立憲としての可能性を示せたものと言えるのではないでしょうか。

大田区民として長期的視点で目指すべきことは、組織整備を図り安定した活動を進めるためには、地元の声が無視されないような確りした体制を固め、地元から生まれる議員を押し上げていく事が必要なのではないかという事でした。

 

2,公設掲示板へのポスター貼り活動

16日の告示日の公設掲示板へのポスター貼りの取り組みは、4区議と区長候補の5枚のポスターを貼ることになりました。

区長選候補のもり愛さんポスターを市民連合が40ブロック受け持つこととなり、その40ブロックを立憲17ブロック、共産18ブロック、新社会5ブロックへ割り振られました。その調整があったため担当ブロックの決定が遅くなり取り組みが徹底しない面がありました。

パートナーズは大森、蒲田地域で13ブロックの担当となりました。参加確認が遅くなり人数が予定より少なく一部の人へ過大な負担がかかったことは、課題を残しました。

3,区長選への取り組み

現職の松原忠義区長が4期目を終えて引退を表明しました。16年ぶりの新人同士の選挙戦となることから千載一遇のチャンスと期待感が大きく膨らみました。

大田区で知名度があり勝てる可能性の高い候補で、幅広い区民が応援して取り組むことで勝てる選挙を実現したいと、折に触れ市民連合の場などで要請を行ってきました。

市民連合おおたの会が進めてきた候補者選考会議での候補者選びが進まない中、早くから名前の挙がっていたもり愛都議について、本人と直接会って話し合うことを要請もしましたが進展はありませんでした。

何よりご本人がどのような思いを抱いているのか、数人で面談し出馬の意思があるのかを確認し、選考委員会にさらに本人との面談を要請しギリギリで実現しました。様々な調整が行われ4月3日の市民集会での出馬宣言となりました。決定が大幅に遅くなったことについて今後の改善を望む声が多くありました。

1975年の区長公選制が始まってからほぼ50年にわたり自民系の区長3人が区政を担ってきました。その弊害は様々なところに現れ、大田区の長期にわたる停滞になってきたとの指摘が多くありました。大田区を良くするためにはトップを代えることが必要でした。

自民党の強固な岩盤を切り崩し勝利するためには、前回の神田さんの選挙の取り組み以上に、更に一回り大きな支持者の輪を生み出すための方法が何より大事であるとの思いから、杉並で行われた1人街宣をプラスするよう提案してきましたが全体の取り組みとはなりませんでした。

出馬宣言からわずか3週間ほどの選挙戦となりましたが、パートナーズの取り組みとしては4000枚のチラシのポスティングと20枚の事前ポスタ―貼り公選はがきの取り組みしかできませんでした。

一人街宣は公示日前に6日間で13か所、公示日後にも3日間で12か所の駅頭で実施されました。このほかにSNSなどでは自分でプラスターを作って親子で立っている様子も発信され選挙への市民参加の方法として広がりを見せていましたが全体での取り組みまでには広がりませんでした。

一人街宣は「そろそろ 大田区にも女性区長を!」の幟を5本制作。トップが代われば大田区政は変わる、対話で作る大田区政などのメッセージを書いたプラスターをもって自声で投票を呼び掛けチラシも同時に配布するのが基本スタイルでした。

区長選へのカンパの要請には11人からご協力をいただき合計22万5000円が集まり、「大田区新時代 新しい女性区長をつくる会」へ届けられました。

投票の結果は

鈴木あきまささん104,444票

もり愛さん   93,847票

岡高志さん   65,501票

でした。短期間にバタバタと走った感じの選挙で全体の動きがちぐはぐなことも多く、やはり早くから情報を共有しながら取り組みを広げていく事が大事と感じました。

大田区の様々な課題に対して向き合い真摯に取り組んでいくためには日ごろから課題ごとに取り組んでいる市民グループなどと連携して、大田区を良くしたいと思う人たちの大きなつながりを作っていく事が次へとつながるのではないかと思いました。(可児)

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